モデルベース開発 Model-Based Development


モデルベース開発とはAbout

組み込みソフトウェアの制御処理部分をモデルを用いて「設計/評価」を行う手法です。


制御システムでは「制御装置」と「制御対象」の関係(フィードバック制御)で成り立っており、これらの処理は数式で表現できます。これをMATLAB/Simulink等の数値計算アプリを用いて数式で表現したモデルを作成し、制御処理をコンピュータ上でシミュレーションできる環境にします。これにより設計段階でシミュレーションの動作検証が可能となります。


また、「制御装置」のモデルを基に、制御処理を自動でソースコードに変換したり、「制御対象」のモデルをHILS環境に流用が可能です。

メリット

01

品質向上
設計段階で制御システムの動作検証が可能

02

納期短縮
「モデル」からコード生成、「モデル」を評価環境に流用が容易

03

コスト削減
仮想環境で実機を使用せずに検証が可能

導入実績

01

HILS環境の構築/運用
お客様の評価環境への要件とシステム仕様を基に、dSPACE社のHILS装置を用いたHILS環境の設計、構築、動作確認を実施。

02

SILS環境の構築/運用
お客様の評価環境への要件とシステム仕様を基に、dSPACE社のSILSツールを用いたSILS環境の設計、製作、動作確認を実施。

※掲載可能な一部の実績をご紹介しています。